2/24/2017

吉祥寺のOUTBOUNDで煤竹の菓子切りの取扱いが始まります

2月24日。晴れ

こんにちは。

吉祥寺の OUTBOUND で、煤竹の菓子切り「ささのは」をお取扱いいただくことになりましたので、お知らせいたします。



吉祥寺のOUTBOUNDで煤竹の菓子切りの取扱いがはじまりました
OUTBOUNDで煤竹の菓子切りの取扱いがはじまりました


OUTBOUNDは、代々木上原にある姉妹店のRoundabout とともに、私が好んで買い物に通っているお店です。もともとは先にオープンしていたRoundabout(昨年までは吉祥寺に)に2000年代初頭からときどき立ち寄っていましたが、OUTBOUNDに出かけるようになったのはようやく2014年のことで、友人から店主の小林和人さんに引き合わせていただいたのがキッカケです。

小林さん、そしてふたつのお店とも、いっそう好きな人物となり場所となり、また幾人かの方からは「初田さんの作るものを扱ってもらうようお話ししてみては」との助言をいただいてもいました。

にも関わらず、好きな場所であるだけにかえって、仕事という形で関わることについてまったく考えてきませんでした。客の立場で通える居心地のよい場所をひとつ失うことになるのを無意識に避けていたのかもしれません。

しかし、大きな心境の変化があり、取扱いについてぜひともお願いしようと心に決めたのが先月のことです。約束もせずにお店に伺うと、運良く小林さんは店頭にいらして(営業中であるはずの店内の電灯はすべて消えており「きょうはお休みでしたか」と問うと「絶賛 展示中です」との力づよい返答が)、しかもまた折り良く店内も空いていたおかげで、落ち着いてお話しすることができました。

そうして、まず私の定番の菓子切りからということでお互いに合意し、ぶじに最初の納品をしたのが一昨日の2月22日のこと。菓子切りは店頭に並びはじめました。



リュウゼツランとヤシが配された OUTBOUND 入り口
リュウゼツランとヤシが配された OUTBOUND 入り口


OUTBOUNDに行かれた方はご存知とおもいますが、ひとつずつの品物に詳しいキャプションなどはありません。私の菓子切り「ささのは」も、ひとつの煤竹の菓子切りとして、静かにお店のどこかに陳列されているはずです。

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小林さんの提唱される考えに「機能と作用」というものがあります。その詳細についてここでは触れませんが、私なりの解釈をして拙作に当てはめると、この菓子切り「ささのは」は、具体的な機能に重点を置きながら「目に見えない抽象的な作用」を、その周囲に揺らぎとして配した道具だと自分では考えています。


これから、OUTBOUNDや小林さんとの関わりを通じて、きっと後者の「作用」がより濃く感じられるようなものがあらたに生まれてくるような気がしています。それが何かはいまは分かりませんし、しばらくのあいだは淡々と菓子切りをお納めすることになるとおもいます。

OUTBOUNDは吉祥寺の東急百貨店からおよそ徒歩2分ほどの静かな路地にあります。目指して訪れるだけの価値のある場所だと考えていますし、もちろん周囲にも魅力のあるお店が幾つもあります(大正通りなど)。ぜひ一度お訪ねになって、陳列された品々を拙作にかぎらずお手にとりながら、ひと時をお過ごしいただければ幸いです。どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

2017年2月24日、夜。




◯ 吉祥寺 OUTBOUND


竹工家 初田徹 Official Site

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