2/28/2017

白竹を削り、籠の底に配する。

2月28日。晴れ

いろいろと終わらないうちに、みじかい2月が終わろうとしています。

白竹を削ります。竹籠の底に差すために。


白竹を削る。籠の底に差すための竹
白竹を削る。籠の底に差すための竹


竹籠は自然に従えば丸みを帯びるもので、底の部分も丸く膨らもうとします。狙ってそうする手もありますが、日用に用いるには籠の底は平らな方が使いやすいですね。

細かに編んである竹ひごよりも分厚く頑丈な竹の部材を作って、籠の編み目に力を加えることで、底の部分を安定させます。「平ら」といっても文字どおりに平滑なわけではなく、凹凸をうまく按配して、あたかも平らであるかのように安定させるといった方が正しいかもしれません。

写真のように面積があるので、完成後に銘を刻むにも好都合です。

平らではない平らを作り出すのは、いつも難しいと感じるところです。


あすからはもう3月。ずいぶん日が長くなりました。


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